部屋の中に心を置いてきた。 コンセントの穴から世界を見ようとした。 私はこの部屋から出ることは出来ない。鍵をかけてしまったから、もう何も見えない。 窓の外をかすめてゆく光達、魚影のようなそれらは、私のことを伺っているようだった。 嫌な音がする…
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